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パッキングのあれこれ

今回は、
Australiaを訪れて一回国中をラウンドしてみようと思った時の
パッキングやら荷物の中身について書こうと思います。

まず、長期旅行用カバンといえば
キャリーもしくはバックパックを思いつくことでしょう。

私は、Australia内の道路事情や自然のまま地域が多いことも含め
キャリーでなくバックパックを選びました。

outbackなど田舎へ行けば行くほど、自然な場所が多く、
道路は綺麗に舗装されていないことも多いです。
都会と呼ばれるSydneyでさえキャリーでは大変な場所がありました。

そういう経験もあり両手が使えるバックパックをメインに選択しました。

ただ、バックパックは地球の重力方向、つまり地面へ荷物の重みが流れます。
荷物が増え長時間背負えば肩への負担が大きくなります。

なので、できるかぎり腰のベルトやカバンのフレームで腰や体幹全体で
背負う感じになれるカバンが良かったです。

これを意識して選ぶだけで、
ぜんぜん歩行時など体力の消耗が全く違うことを体験しました。

フレームや腰のベルトのフィット感が重要なので
現地購入するにしても試用してみて
アウトドアショップなどの店員さんに背負い方をきくと一番効率がよいかもしれません。

まずは、”体験をする”ことが大事です。
店舗によっては荷物の代替として
おもりを入れてバックパックを背負う事もできます。
購入前から状態や雰囲気が得られます。

私の渡豪の際、
30L前後のザックと。大手スーパーで購入した機内持ち込み可能な40L程のキャリーでした。
ザックは容量不足と判断し、ラウンド前に人へ譲り、
キャリーは、ネット(Gumtree)にて地元オージに売”japanese brand”と紹介し譲りました。

そのため
現地のアウトドアショップ”Kathmandu”にて
バックパックを探し
http://www.kathmandu.co.nz/packs-and-bags/packs/ent...
上記のようなバックパックをup to 60% OFFで購入しました。

※この店舗を含め、一年中何かしらセールをしている印象です。

写真のように子ガメのようなサブバックがショルダーベルトに装着できるので
腹側と背側の各々にリュックを背負える状態になります。
バックパックスタイル

これが意外と便利で、貴重品を前に入れて持ち歩け
サブバックがショルダーベルトを通してメインバックを
引っ張ってくれており

メインバックの重心が
体幹へ張り付くように抑えられ快適な感じでした。
単純にサブバッグを腹側側で肩にかけるだけでは
このような効果はないので、

購入後”よかったな”と思うポイントでした。
重量は、大抵約12kgー20kg程のレンジがありましたが
意外と10km以内ならマイペースで歩けば休憩なくいけました。

旅立前に現地で暮らす友人宅にて。

語学学校での教科書などなるべく荷物を減らすことが必要であったので
私の場合、友人宅にて預かって頂きました。

後方のキャリーは大きさの割にほぼ中はスカスカです。
100L程入るので帰国時は便利でした。
現地でセール時に購入しました。
日本では見られないタイプのキャリーで、
軽くて頑丈さが売りのサーフィンブランドならではのデザインという
感じでした。

さて中身ですが、以下のリストになります。

・国際免許証
・パスポート
・お金
・クレジットカード(日本からのもの)
・銀行デビットカード(現地で入った口座カード兼デビット)
・腕時計

・速乾性バスタオル2枚
・ロープ(物干し用)
・薬(痛み止めなど現地購入品)
・石鹸
・カミソリや歯ブラシなど洗面具
・マルチナイフ(300円ほどの高価でないもの)
・PC(Mac Book Air軽かったので)
・カメラ(コンパクトながら夜の星も取れるモノ)
・ケーブル。USBなどメディア類(携帯・PC・カメラ)
・コンセント変換部品(日本製品をプラグと繋ぐ為)
・ペンライト・ヘッドライト(夜間縦走用)
・電池(ペンライト・ヘッドライト要)

・メガネ・コンタクト
・サングラス(日差しが半端なく強いので、安くてもいいので渡しの場合必須でした)
・帽子(熱中症・日差し対策)

・デニム2枚と速乾性のあるパンツ2枚(ほぼ無限ロ−テーション)
・短パン・水着(Kマートで購入)
・シャツ(長袖・半袖を5枚ほど)
・シェル(雨・防風用)
・パーカー(雨・防寒用)
・ネルシャツ(防寒・ファーム仕事用)
・靴下・下着類(5セット程)

・ブーツ(防水◯)
・スニーカー(日本から主な移動用)
・サンダル(現地で購入$2)

・A5ノート(無地)
・ペン

・荷物を小分けできる袋(パッキング・防水用)
(ファスナー付きやジップロップ・アウトドア用袋などを使用しました。)

ノート

ざっと、このようなモノをパッキングをしました(トータル12kg程でした。)

実際に役立った、不要であったモノなど
以下にまとめてみました。


結構、時間は大いにあるけれど予算に限りがある旅でしたので、
まずは歩いていってみようという選択肢が多かったです。

当然ながら長時間を徒歩で目的地までいくならば、
携帯する荷物の快適性が重要になりました。

お金が無いなら知恵を絞り荷物を絞る。
特に寒冷地帯から熱帯地域まで幅広く体験できるAustraliaです。
そういう点では、パッキングの練習にもってこいな国かもしれませんね。

「役だったもの」

・ダントツで”速乾タオル”です。

マフラー・ブランケット代わり、カバン内のクッション材として
「一人何役するんだ」と言えるほど活用度は高いです。

・収納編なら、”小分けできる袋”です。

アウトドア用もスーパーの袋でもジップロップでも
バック内のあらゆる隙間にいれていけます。

なんとかしてバックの形もスマートにし、重量バランスを考えたいときに役たちました。

雨の日やシャンプー液が内部でこぼれた時も被害が少なく、
シッカリ封が閉まっていればベッドバグの侵入も防げてました。

Australiaは、アウトドア大国でもあるので、どこでも何かしら袋などが売っています。
KmartやBig W・woolworthsなどスーパーマーケットでは、物価と比べて安く展開していることが多いです。

・”A5のノート”

目新しい物や英単語・英文・フレーズなどがあれば記入していました。
記録するにはサイズ的も便利で、小さいかばんやポケットによく入れてました。
結構ボロボロになりましたが、随時新しいモノに写しなおしました。

※記憶するには反復が大事なので、新しいノートに随時写す作業は良かったです。

「役だっていない」(使っていないもの)

・これは”ロープ(紐)”です。

何かしら洗濯を干す時など使うかなと思ったのですが自分が訪れる場所の大半は、
バックパッカーズホステルなどでした。

意外と洗濯紐があったり、移動しながらカバンで引っ掛けていたら乾くので使用しませんでした。
さらに品質さえ問わなければ、紐はどこでもあります。

・”ペラペラズボン”

途中からタスマニア島(比較的涼しい・寒い)では気候的に使う頻度が少なく
cairns・carnarvon(暑い)といった場所では、自然と関わる仕事(牛や草木)なので
結局デニムと半ズボンの一辺倒となりました。

※Australiaは乾燥地帯なので乾きが半端なく早いです。
場所によりますが30分もあれば衣類がパキパキになる所もあります。

〜番外編①〜

また私は、ベッドバグにも出会いました。
その時は、抗ヒスタミン剤とユーカリオイルの自家製スプレー(バグ再来防止)
にお世話になりました。

ユーカリオイルと抗ヒスタミン剤

衣服など荷物は、全て廃棄か熱湯消毒
そして上記の商品をpharmacyで買い揃えました。

ベッドバグの傷跡

〜番外編②〜

PCやメモリーカードなどは色々な場所(メインバックやサブバッグなど)に保管し、
いつ紛失してもバックアップが取れるようにしていました。

写真や動画などは大切な記録なので、他はなくなってもいいと思いながら肌身離さずにいたなと思います。

おかげさまで無事帰国まで死守できたので、ブログで随時公開できていますね。

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この記事を書いた人

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Kenichi Okumura
現在地:日本
京都のとある大学で看護を学び 救急看護師として日々従事していた。 その後は、世界観を変えるためにAustraliaに旅立ち 現在、日本から再度自分の夢である世界へ目を向け 視野を広げて活動できるように交流をつづける。 「何にもとらわれないひらかれた場所で空をみること」を目指して。