Canpath
4106 views

フランス、移住計画

  
ボルドーでの生活を終え、日本の大学を卒業してからまたフランスにもどってきたいなと思って妄想を膨らませているこの頃。そこで引っかかるのがVISA。どうやったらフランスに長期的に戻ってこれるのかを調べてみました。(2015/06/25現在)
  

フランス長期滞在ビザ一覧(在日フランス大使館)
  

3か月以上のVISAは長期滞在の枠に入り、ざっと見ただけでもたくさんあるのがわかります。
自分の場合

  • 22歳
  • 日本の大学生(まだ卒業していない)
  • フランス留学経験あり(1年ボルドー大学)
  • フランス人の彼女

という感じです。
  

一般的に長期滞在のために取れるビザの種類は

  • 学生ビザ
  • ワーキングホリデービザ
  • 就労ビザ
  • 配偶者ビザ
  • コンペタンス・エ・タラン

があげられるでしょう。一つずつ簡単に紹介します。
  

  • 学生ビザ

    このビザは高等教育機関または公立/私立の教育機関における学業を目的としてフランスに3カ月以上滞在する方に適用されます。
    個人的な目的の場合(修了証、ディプロム、資格を取得することが目的ではない場合)、長期学生ビザは適応されず、ビジタービザを申請しなければなりません。
      

  • ワーキングホリデービザ

    ワーキングホリデービザは、フランスと日本の若者の国際交流を促し、互いの親交および理解を深めることを目的としています。
    比較的取りやすいビザだが、一つの国で1度しか得ることができない。
      

  • 就労ビザ

    このビザは、フランスの企業に採用されたためフランスに3カ月以上滞在する場合、もしくは、本国の企業からフランスの企業へ出向として赴任するためフランスに3カ月以上滞在する場合の就労者に適応される。
      

  • 配偶者ビザ
    配偶者ビザについて、こんな記述を発見

「フランス人と結婚し、フランスで長期滞在するためのビザ」は2009年6月1日以降発給されておりません。国籍にかかわらず、結婚の滞在のために長期滞在ビザ発給を必要とする場合は、その状況を詳細に説明するためにフランス大使館ビザセクションへ連絡を取ってください。
  

  • コンペタンス・エ・タラン >滞在許可証「Compétences et talents」(コンペタンス・エ・タラン)は、申請者のクオリティの高い才能に応じた長期滞在のためのものです。 3年有効・1回だけ更新可能      

まずビザを取る前に考えてほしいこと。

いくつかビザを並べましたが、基本的に長期滞在をする場合は「学生ビザ」と「就労ビザ」が一番有力だなと思います。フランスにいる友達を例に挙げると、フランスの学校に通っている証明ができる限りずっといることができます。(ただし毎年の更新が必要)

就労ビザは出向がメインになるでしょう。フランスの企業に就職することは容易ではありませんし。
ただ、ワーキングホリデーで一度来て、その間に定職を探すのが一番有効かもしれません。

フランスで職を探すことはすごく難しいと思った方がいいです。日本のように学生をポンポンとるようなバイトはありませんし、基本的に定時での就労になります。店が勝手に働く時間を決めるということです。(マクドナルドとかは違う)
フランス語のレベル(DELF B2 か C1以上)や働くモチベーションを示す必要があります。
  

ということを踏まえると、現在22歳の自分は、いったん日本の大学を卒業してからワーキングホリデービザか学生ビザでフランスにきて、語学力向上と仕事のスキルを身に付け就労ビザを取るという方針が一番近いのかなと思います。

  
色々情報を探していて、この記事が面白いなと思った。
フランスで働く-2 ワーホリ1年→結婚→永住権取得→6年勤務→失業保険2年の“有給休暇”楽しむ日本人に...http://www.mynewsjapan.com/reports/1890

また何か見つけ次第追記します。

この記事を書いた人

Canpath user icon
Yoshihito Takashiba
現在地:日本
筑波大学生物資源学類修了 / トビタテ!留学JAPAN日本代表プロジェクト1期生 / 農業経営学及び関連産業経営学研究室 / 地域ブランディング研究所インターン(2012-2013) / CanPath Co-founder(2014-) / Bordeaux Université Biologie (Licence 3 - 2014-2015) / 東音企画インターン(2016.2-2018.3) / LINEインターンシップ(2016) / 筑波フューチャーファンディング(2016.2-) / Mail: [email protected]

Yoshihito Takashibaさんの海外ノウハウ