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アメリカの床屋

こんにちは。今回は先日初体験したアメリカの床屋について書きたいと思います。完全にブログになってるけど使い方あってるのかな。

8月下旬に散髪に行ってから放置し続けた結果、いい加減邪魔になってきたので重い腰を上げました。日本では月一くらいの頻度で行っていたので、よく耐えた方かなと思います。そこでネットで調べてみると、どうもアジア人にとってアメリカの床屋は評判が良くない。曰く、「バリカンしか使わない」だの「まったく上手くない」だの。しかしながら、日本人の美容室は料金がちょっと(かなり)高い。どうしようか考えた結果、筆者はそこらへんの床屋に行くことにしました。理由としては、

  • 価格
  • アメリカの床屋で洗礼を受けるのもあり
  • ボストンキャリアフォーラムまで日数がある

という感じです。特に最後の理由は大事で、すでにボスキャリで面接をすることになっているので、とんでもない髪型で行くわけにもいきません。究極酷い髪型になっても、ボスキャリまでには伸びてきてるだろうという予測のもと、アメリカの床屋を体験しに行きました。一応yelpで調べて、最寄りで評価の高い床屋を選びました。この評価は外国人の評価であって、日本人の評価ではないということを特に記しておきたいと思います。以下、当日の様子です。

講義がない日に手ぶらで行きました。中には髪を切っているおっちゃんが2人とお客が2人、それと待っている人が1人。15分ほど待つと、席に案内されました。

おっちゃん「調子はどうだい? 今日はどんな感じにする?」
筆者「実はアメリカで切るのは初めてで。細かいこと言いづらいんだよね」
おっちゃん「よっしゃ、じゃあ切りながら長さ見てくれ」
筆者「そんなにいっぱい切らなくていいからね」

この時点で、筆者は長めに全体をカットして、長さを見るもんだとばかり思っていました。次の瞬間、おっちゃんはバリカンを手に取りました。いやいやいや待ってくれ。そんなもんで長めになんかきれんのかよ。

筆者の不安通り、ばっさりやられました。右側だけ。
鏡を見せられて、
おっちゃん「このくらいの長さでいいかい?」
筆者「は、はい。いいです」

短すぎるだろ。しかも右側とか左側だけ長くしたらおかしいだろう。

もう早々に諦めて、考えるのをやめました。その間にもどんどんと切られて、もとい「刈られて」いく髪の毛。おっちゃんは様々なバリカンを駆使して髪を刈っていきます。草刈り職人も向いてそうです。

おっちゃん「Too much hair!!」

時間にして15分くらいでしょうか。どや顔で鏡を渡すおっちゃん。筆者は極度の近眼なので、眼鏡をかけなければ様子がわかりません。鏡に映っていたのは、角刈りチックな男でした。

この時ばかりはチップを払いたくありませんでした。本当に。

前髪もばっさり切られ、小学生以来の長さになりました。まあ異国の地なので貴重な経験ができたということにしておきます。ちなみに同じ大学からの交換留学生にはめちゃくちゃ笑われました。

とりあえずボスキャリの前に日本人の美容室に行くことにしました笑
まあ記事も書けたし、友達に話すネタもできたのでいいかなと思っています。

この記事を書いた人

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Ryo Ichikawa
現在地:日本
東京都の片田舎出身 早稲田大学先進理工学部→創価大学経済学部 University of Massachusetts, Boston 統計学・計量経済学 ダーツ トビタテ!留学Japan3期生 交換留学

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