Canpath
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3カ月

さて、ナイロビに来てから3か月が経ちました。
こっちに来てすぐの頃を思い返すと、今はだいぶ慣れて、堂々と生活できてるなと感じます。
  

たとえば、マタツ。
ここではじめの方に書いた文章では、マタツの乗り方についての注意点とか長々と書いてましたが、今ではあまり気にせずに乗っています。
もちろん、最低限の注意。荷物の持ち方とか座る位置、乗ってくる人の行動や乗っている人の雰囲気に気を配ったりはしますが、
来たやつに乗る。数台停まってるときは程々に人の座ってるのを選ぶ。
といった感じでなにかと通勤やお出かけに使っています。
  
なんせ安い!
タクシーで600KSH(大体日本円と同じ)かかる道のりが20KSHといった感じです。
  
ただし、暗いとき、雨や曇りで薄暗いときや、家出るときに少し不安な気持ちがあるときは必ずタクシーを使うようにしています。
  
まだ怖い思いをしたことがないので運がいいなと思いつつ、そういった直感とか気分に忠実に行動することでこれまでそういった状況を免れているんじゃないかなと思っています。

  
はじめはすれ違う人全員が怖く見えていました。
全員が同じに見えて、いい人・悪い人の区別が全くつきませんでした。
いい人・悪い人をパッと見で見分けることは未だにできませんが、少なくとも今では明るい時間帯は普通に道を歩いています。
声をかけられれば答えるし、目があえばこちらから話しかけることもあります。
立ち話をすることも多いです。
  
「Chinese!」「Chin chon chan」「ni-how」とすれ違いざまに言われたり、車に乗っていて周りから叫ばれると、たまにすごくイラッとくることがあります。
このイライラを感じると、自分がものすごく嫌いになるのですが、、
立ち話をして、自分は日本人だよ、と話せる状況であれば、逆にたくさん会話ができるのでいいのですが、すれ違いざまの一言、しかもニヤニヤしながら、車をわざわざ叩く、とかされるとたまにすごく家に引きこもりたくなります。笑
  
道ですれ違う人の中で、日本人と言うと面白いことにほとんどの人が空手できる?もしくは、日本で作られる時計や小さい電子機器は子供が作ってるんでしょ?と言われます。あとはもちろん車ですね。
日本のイメージがどうなっているのか、みんな共通して同じようなイメージを持っているみたいなので不思議です。

武道と技術の国、それが日本のイメージなんですね。
  
  
話はだいぶ変わりますが、先月Naivashaというところに行ってきました。
ボートサファリも楽しめるLake Naivasha National ParkやHells gate National Park、火山口の周りでキャンプができるLongonot National Park、があるところで、ナイロビからずっと北上していったところにあります。
  
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知り合いがそこに別荘を友達と建てているとのことで、一緒に遊びに行かせてもらいました。
  
山や湖の周りを散歩に出かけたり、夜はベランダで飲みながらゲームをしたりとのんびり過ごしました。
なんて贅沢、、
  
なにが最高だったかというと、散歩にでかけると、ひょこっとキリンやシマウマ、イボイノシシが現れることでした。
ゲームドライブのサファリとは違って、より身近に感じることができて、感動的な体験でした。
  
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また、湖では夕方カバの鳴き声が聞こえてきました。
暗くなると危ないので、姿を見る前に帰りましたが、ゴォーっという低い音が湖の底から聞こえてきた、あの音は未だに耳に残っています。

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こっちのビールで、white capといいます。
日本のビールより軽くて飲みやすいので、前より飲めるようになった気がします:)
  
  
  
それでは

この記事を書いた人

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Yukiko Nakamura
現在地:ケニア
宮崎大学農学部獣医学科6年 トビタテ2期生 2015年8月から2016年3月までケニアに留学します! 主に国際家畜研究所(ILRI)内の研究プロジェクトに参加します。 現地での生活、自然、動物、研究生活などについて書いていこうと思います:)

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