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海外に出てみて①

27th September.
海外に出てみて感じたこと。

来始めたばかりのだいぶ神経質になっていた頃と比べると、随分慣れた。もっと詳しくいうと 相手を程よく信用しながら、じぶんを出せるようになったということ。こんな書き出し方、やはり私は変わってるのだろうか?
今は、繰り返される授業帰宅宿題のルーティンに日本に大学を思うだし変化を求めている。もっと正直に言うと、日本の食事やサークルの仲間と日本語で話がしたい。日本の大学生をもっと満喫したい。さらにはこんなアルバイトがしたい、こんなところに住みたい、どれも願望で留め抑制して来たのが今爆発している。飽きっぽいのかもしれないし、予想以上にカナダ人が日本人に近くて、やや落胆してるんだと思う。

ここにきてわかったことがある。
言葉が通じなくても 波長の具合は推し量ることができる。ただ、それを正確に知るためにはこちらから無理のない程度にオープンになる必要がある。「見た目と中身は違う」ことを念頭に置きながら。そう。わたしが話したいには個性についてだ。
個性。授業で、プレゼンテーションをすることになった。お題は好きな歌手。どこの国でも可。わたしの得意分野だ。私は日本にいる頃から洋楽が好きでたまらない。多分、全体的に音が好きなんだと思う。発音というか、直感で魅力的だと思った。私はリズム感があり、その意味では耳がいい。ので真似することができる。(対して日本語はよく聞き返している…。)音楽好きもこうじ、洋楽にのめり込んでいる。概して若者向け邦楽はほとんど興味がないので中高時代は浮いてたな…。寂しかった。

…話が逸れたが、問題はこれがペアワークだ。困った。組めそうな子は皆もう相手のペアを見つけてしまった。よくある話だ。ぶっちゃけこの状況はトラウマものだ。おわかり頂けるだろうか。 じぶんが残り物であるということ。あては皆 苦手な人だということ。いかにもじぶんの国の特定の歌手だけしか知らなさそうな人ばかりだ。性格は問題ない。ただ個性が強すぎる。英語のせいだろうか。お互いカタコトだから疲れてるのかもしれない。ある中国人の男の子とグループが一緒になった。彼が意見を話す番になって何度もじっと聞いてみるが…

なにを言ってるのかわからない。

同じ中国人の女の子にも
"You're sentence is too long.(あなたの文章長すぎ)と言われている。わからなかったんだろう。これでは笑ってはいけない語学学校である。

別のグループワークでもpast perfect past perfect progressiveを英語で説明するのダルいぞ、と思い始めて次第に歩みを縮めるのが億劫になり始めている。つーか確かめるのに教科書引っ張ってきちゃったよ…真面目か

…正直誰かマシな人いると思うんですけどね
ただこちらが聞いても名乗りを上げてこない。この状況がマジで大嫌いなわたしはソロでやっちゃだめですか?と聞いてみることにする。わたしは嫌なやつだろうか。
個性で人を判断するのは愚かだとよく批判しているわたしは、今 ブーメランに直撃している。
- 箇条書き
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この記事を書いた人

井村 理子
現在地:カナダ
ばりばりの兵庫出身。だからといって地元愛はとくになし。(これまじ)受験生時代、首都圏進出を夢に見ながら地元から大学まで1時間30分の4年間を約束される。 いま一番のネックは日本に帰ってからも海外で出せる素の自分を維持できるかどうかということ