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MSc Education Systems

みなさんこんにちは!めぐみです。

写真は、大学の農学部のクリスマスツリーのクラフトイベントに参加して作ったものです。本物のクリスマスツリーに飾り付けして、楽しかったです。

昨日、12月9日に1学期の授業が全て終わりました。毎日勉強に必死で、あっという間の2ヶ月半でした。来週のテスト期間を乗り越えて、大学の冬休みに入ります。

イギリスの大学に入学して驚いたことの一つとして、「授業の履修システムが大きく異なる」ということです。私の所属していた日本の国立大学は2学期制で、同じ授業を半年間履修し続け、前期試験と後期試験を受けて単位を取る形でした。各授業は1週間に1回で、何曜日の何コマ(90分)と決められていました。

しかしニューカッスル大学の私のコースでは、2週間で1つの授業を網羅します。授業は、基本的に毎日9時から17時までつまっています(お昼休憩が全くない時もざらにありました(笑))。そのため17時以降は、授業の復習と課題・翌日の予習に費やします。1回の授業はだいたい2~3時間程度で、途中に10分くらいの休憩をはさみながら進行します。

2週間の授業を2回履修する(1ヶ月間授業を受ける)と、1週間のテスト期間があります。この期間に2つの授業分のレポートや課題・試験などを行います。これが1セットとなり、繰り返し行われていきます。
  

Annual Schedule.gif
  

またイギリスの大学は、インプットと共にアウトプットを非常に重要視していることに気が付きました。イスに座って授業を受講する時間と、フィールドワークや実験・プレゼンテーションなどの時間が五分五分くらいであります。実際に経験してみることによって理解できたり、より興味を持つことが多々あります。

授業を受けていて驚くことが、学生がめちゃくちゃ質問することです。先生が話していても、それを止めて質問する学生も多々います。質問に質問が続いて授業が進まない...なんてこともあります(笑)。私も授業中に質問しようと試みますが、授業の内容を理解するのに必死だったり、先生を止める勇気がなかったりと、なかなか慣れていないと難しいです。もっと授業中に質問できるよう頑張りたいです。

私のコースでは、日本のテストのような「習ったものがテストに出る」試験はなく、学習したことや経験したことを基に、興味を持ったことをさらに深く掘り下げて勉強しレポートにすることがほとんどです。そのため基本的にレポートのお題は自由でオープンなことが多いです。学生の興味・関心に試験が委ねられているため、意欲的にレポートに取り組めています。

日本の教育と異なることが多く、大変なこともありますが、素直に勉強を楽しめています。冬休みを楽しみに、来週の試験期間を乗り越えたいです。

  

IMG_2520.JPG

毎年ご近所の方が美味しい美味しいシュトーレンを下さるのですが、今年は食べれないため、これで我慢。。。

この記事を書いた人

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長尾 愛
現在地:イギリス
トビタテ!留学JAPAN 2期生 Australia/WWOOF UK/Newcastle University/NEFG(Nafferton Ecological Farming Group) 英国ニューカッスル大学 大学院生 Organic Farming and Food Production Systems 練習のため、英語でも書いていきたいです!

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