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「起こることはすべてベスト。」

5年前、ある一冊の本の中で見つけたフレーズです。
  

なんで今さら5年前の話を?笑

とお思いでしょうが、日本にいた時から、そしてカンボジアに来てからというもの、
この言葉にだいぶ救われたので、もし同じように悩んでる人がいればと思い、
この機会にシェアしとこうと思います。
  

今現在、

なーんかうまくいかねーな〜とか、

この選択で良かったのかな〜とか、

留学先で絶賛スランプ、、、とか、

  

何かしら、元気がない人にシェアしたい言葉です。
  

今まで出会った言葉の中で最も印象に残っている言葉であり、
自分の「軸」ともなっている言葉。
  
  
  

  
「起こることはすべてベスト。」
  
  

  
  
  

  

ーーーーーーーーーーーーーーー
恐ろしく時が経っておりますが、むか〜しむかし、、、
  

ハノエリカ(当時16歳)とかいう福岡(博多ではない)の田舎っぺは、
中学、高校時代、バスケ部に所属していたそうです。
  
  

ところが、

とても間抜けなハノは、高校1年の冬、とある膝のケガをきっかけに、
手術、入院を強いられる結果となりました。
  
完全復帰には入院、リハビリを含め約1年。
  
スポーツ、音楽、何においてもそうですが、
経験したことのある人はわかると思います。

部活において、
1年というブランクがどれだけ大きいものなのか。
  

ハノは顔と頭が真っ白になりました。
  

とはいっても結果は結果。

5時間の手術を終え、まずは3週間の入院。

術後、麻酔が切れて気がついたら、そこには車イスなしでは移動できない状態の自分。

そして翌日から始まる、過酷なリハビリ、筋トレ。

ケガした自分が悪いんだとわかってはいながらも、
どうにもならない現実に、泣き虫のハノは何度も涙を流したそうです。
  

さてそんな時、
部活の顧問の先生(当時は本当に怖くて苦手だった)が、
ハノに一冊の本を与えました。
  

  

ー『あなたの夢がかないますように』浅見帆帆子 著ー
  
  

10分あればすぐ読める、小さな本です。
今でも何回も読み返す、本当にすてきな本です。

この本の中にその言葉はありました。
  

  

「起こることはすべてベスト。」
  

  

どうやら、内容がとても心に響くものだったらしく、
泣き虫のハノはまた一人病室でボロ泣きしながら、
その本を読んでいたそうです。

それからハノは無事退院し、部活に顔を出せるようになりましたが、
退院後も通院、リハビリは続き、部活の時間はひたすら筋トレ。

コートでプレーするにはまだまだ時間が必要でした。
  

まだ走ることすらできませんでしたが、
代替わりの時、ハノは「副キャプテン」に選ばれました。
  

副キャプテン、ツライとか早く走りたいとか、
自分のことだけに集中してるようではダメです。

チーム全体を見なければいけません。

プレーで貢献できない分、
ハノはメンバーが最高のプレーができるよう、
プレー以外のところで貢献することにしました。

メンバーの成長を喜ぶと同時に、
差が広がる焦りとも戦っていたそうです。

・・・・

それから数ヶ月、大きな大会を迎えました。

ハノは走れるようになっており、
全く戦力にならないくせにいっちょまえに試合に出たいと
ウズウズしてました。
  

しかし当然、
試合復帰はまだだと、ドクターには止められました。

ところが、当日チームメイトはハノにこう言いました。
  
  

「点差つけて、試合出させちゃーけん!!!!」

(訳:点差つけて、試合出させてあげるからね)
  
  

ハノのチームメイトは最高でした。

  

そして、
最高のチームメイト達は言葉通り大差でリードしました。

「メンバーチェンジ。」
  

ハノはチームメイトのおかげで
コートに立たせてもらえたのです。

さらに最高のチームメイト達は、
ハノにボールを集めてくれました。
  

  

「エリカにシュート決めさせてやろうや!」
  
  (訳:ハノにシュートを決めさせてあげよう!)
  
  

  
  
最高のチームメイト達は、
ハノのこれまでの辛さもちゃんとわかっていました。

  
そして、最高のチームメイトによって
集められたそのボールによってシュートが決まった瞬間、

後輩はギャラリーで泣いてました。
  

親は、観客席で泣いてました。
  

メンバーの保護者も泣いていました。
  

ハノは、笑っていました。
  

試合は、圧勝。

ほんのちょっとだけですが、
ハノはコートに立てました。
シュートも決めることができました。

とてもいい試合だったそうです。
  

・・・・

実は、ハノはそれまで親に反抗しがちでした。
そして「感謝」の気持ちを忘れていたクソガキでした。

怪我をして、入院して、リハビリして、復帰して、、、

この期間、ハノは両親に、チームメイトに、看護師さんに、ドクターに、
多くの人に生活を支えてもらい、日常の生活を助けてもらいました。

チームメイトには一丸となって復活試合を実現させてもらい、
看護師さんには、毎日夜中まで気を使ってもらい、お世話してもらい、
ドクターには、施術してもらい、走れるようにしてもらい、

そして何より両親には、何から何まで、手術から退院からリハビリから復帰まで、
お金の面倒から日頃の面倒まで。

ハノは、ケガをして初めて、
自分のために動いてくれている人があまりにもたくさんいることに気がつき、
  

そして自分がこれまでどれだけ甘ったれていたバカ娘であったか痛いほど実感し、
恥ずかしくなった、と言っていました。

1年のブランクとなるケガ。

このケガは、捉え方によっては災難、挫折ともなります。

しかし、災難、挫折は時に

「自分に足りないものを気づかせてくれるきっかけ」

になります。

ハノは、自分には「感謝」が足りなかったことに気がつきました。

ケガによって「気づかされた」とも言えるでしょう。
  
  
  

「起こることはすべてベスト。」

  
  

ケガと戦った1年で、ハノはこの意味が、わかった気がしました。

自分のまわりで起こることすべて、
出会う人すべてに大きな価値があるように思えました。

それがどんなに理不尽で、自分にとって災難のように思えても、
なーんか価値があるように思えました。

そうそう、顧問の先生にしても、元々は本当に怖くて
胃が縮む思いを何度もさせられたくらい苦手な人だったのに、

結果的に素晴らしい本を頂くことになったり、
その後もためになる話を何度も聞かせてくれた、
大きな影響を与えてくれた人物となりました。

「怖い先生」との出逢いだったはずがこのケガをきっかけに
  

「考え方を変える本をくれた人」「大きな影響を与えてくれた人」
  

との出逢いに変わりました。

それからというもの、

苦手なタイプの人との出会い、
つまらない授業、
多すぎる課題、
やたらいちゃもんつけてくるやな奴、

などなど、たまにモヤっ。とかイラっ。とすることも、

「これ、やってて意味あんのかな、、、」と思うことももちろんありますが、

これも「ハイハイ、これも全部自分のためになんか必要なもんなんやろう!」と、
素直に受け入れることができるようになりました。

どんなに頑張って思い通りにならなくても、
  

決まった道がベストな道。

  

そして、
  

自分が一度決めた道なのであれば、なおさらきっとベストな道。

結局自分にとってベストな道にいつも導かれているんだろうなと、
落ち込みそうなときは思うようにしています。

…とは言ってもどうしようもなくヘコむこともあるし、
自分の選択にとてつもなく自信がなくなることもありますので、
  

そんなときは1日ヘコみまくって
「アア〜、、、モウアカンワ〜、、」と悲劇のヒロインになった後、

「これでいいのだ!」と開き直るようにします。笑

  
  
  

  
特に、留学していたりすると、悩むことも多いと思います。
  
思い通りにならないことも、思いもよらない壁にぶち当たることも、
山ほどあるでしょう。

  
おそらくそれはどこにいて何をしていても訪れる経験。
  

  
そんな方々の力に少しでもなれればと、
長々書かせていただきました。
  
  
  
世界中でご活躍中のみなさん、日本でご活躍中のみなさんも、
今の自分の選択に自信を持って、頑張ってください。

(若かりし、、、笑 高校生、こーゆーの好きでしたよね。笑)

この記事を書いた人

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Erika Hano
現在地:カンボジア
福岡県(博多ではない)出身 大学の専攻はカンボジア語 休学中 行った国:中国、韓国、オーストラリア、サイパン(USA)、カンボジア(2回目)、フランス、イギリス、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム 行きたい国:ラオス、ミャンマー、ウズベキスタン、ギリシャ、トルコ 住んだ国:日本、カンボジア、オーストラリア(ちょっとだけ) 住んでみたい国:タイ

「起こることはすべてベスト。」

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