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海外へ行ったきっかけのきっかけ

幼いころから、自分は他のひとと少し違う、ずれているという劣等感に似た感覚がありました。
それが自分の性格からなのか、環境からなのか、あるいは別に理由なんてないのか、それは今でもよくわかりませんが。
転勤が多い家庭だったため、いつも好奇な目で見られる転校生だったからかもしれません。
みんなと同じに、目立たないようになりたかった。

でも、それらの思いは同時に、「自分はひととは違うのだ」という優越感のような、「ひとと違うのがわたしである」という使命感のようなものを産み出して、それが海外へ目を向けたきっかけの根本にあるように思います。
実際に海外へ出てからの方が、何事も気持ちよく前進できているように思うので、もともとの性格から例の「ひとと違う」感覚が生じていたのかもしれませんね。

初めての海外は、20歳のころシドニーへ二週間の短期語学留学へ行ったときでした。
大学でしかインターネットが使えない環境のなか、検索して見つけただけの、会ったこともないエージェントさんにすべてをお願いして行ったのでした。

初めての成田空港国際ターミナルは、広くて、無機質で、いろんなアナウンスがひっきりなしにかかっていて、周りには何語かわからない言葉を話す人がたくさんいて、とにかく心細く、母へ泣きながら公衆電話から電話したのを覚えています。
飛行機で機内食が出ることも知らずに、「今度いつ食べれるかわからない」と寿司のパック詰めをベンチで食べました。(貧乏大学生に空港のレストランは高すぎた)
シドニーにあんなに日本食があるなんて知らなかったものですから。。
機内から入国審査、シドニー空港での両替などすべてに緊張しながらも何とか過ごして、やっと、やっと辿り着いたシドニーの空の青かったこと!!

ホームステイや語学学校、パブや小旅行など、今考えると日本人ばかりと過ごしていたけど、私にとっては強烈な楽しい思い出であり、何より自信につながったと思います。
後にワーホリでシドニーへ戻ることになりましたが、このときほど全てが楽しいものではなくて悩むこともあったくらいです。

いま、今度はわたしが誰かの背中を押せるような存在になれるように、エージェントの卵として進み出したところです。
初めて一歩を踏み出したときのあの不安と緊張と、わくわくした気持ちを忘れないようにしようと思っています。

この記事を書いた人

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Tsubasa Yone
現在地:日本
札幌出身、京都在住 山形県立保健医療大学卒業 作業療法士 趣味はバイク、映画、写真、旅行などなど。 HP: http://step-across.com

Tsubasa Yoneさんの海外ストーリー