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Why Finland?

フィンランドでの1週間

フィンランド第3の都市タンペレに来てようやく時差ボケも直りました。今は確かサマータイムなので、日本と−6時間の時差があります。

今年の8月から交換留学で約1年間滞在しますが、この1週間だけでも本当に充実した毎日を過ごしているので、このまま遊んで帰国するのではないかと心配です(笑)
  

渡航する前にもよく「なんでフィンランドなの?」とか、こちらに来てからもアジア人が珍しいらしく、「どうしてフィンランドに来たの?」と聞かれる事が多くあります。

一言で述べるのはとても難しく、いつもうーん。。と言葉に詰まってしまうので、この際整理してみようと思いました。

  • 福祉国家の制度
  • 女性の社会進出が進んでいる
  • 子育て、 教育制度の手厚さ

他にも自然が豊かで人が優しい、ムーミン、マリメッコ、、などキリがないかもしれませんが、私がこの国に惹かれるのはこの3つが大きな理由です。日本やアジア諸国の様な詰め込み型の教育ではなく、一人一人の個性を重視し”考える力”を伸ばす環境で子供を育て、高福祉・高負担と言われるこの国に永住したいという思いが私の留学のきっかけになりました。
  

よく人柄などが日本に似ているとも言われるフィンランドですが、アニメやマンガの影響で日本語や文化を知っている”オタク”なフィンランド人が多く、逆にムーミンやマリメッコ、映画「かもめ食堂」などでフィンランド好きの日本人が多い事も事実です。
(フィンランド人には”オタク”となぜか”ヘンタイ”が通じます)

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タンペレにあるムーミン美術館。館内には日本語の案内もあります。

 
 

気候は日本よりも緯度が30度ほど高いためとても寒く、今は夏なので日照時間が長いです。なので22時まで日が沈みませんが、これからどんどん日が短くなって冬は午前9時に日が昇り12時には日が沈むらしいです。特に11月が最もウツになる人が増えるので、”地獄の11月”と呼ばれています(笑) なので多くのフィンランド人は、天気が良い日はピクニックや湖を泳いだりして短い夏を楽しんでいます!私も昨日サウナと湖の行き来(よくTVで見るアレ)をしてキャーキャー叫んできました。

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海に見えますが湖です


フィンランドに来て感じたカルチャーショック

こういうものは慣れてしまうと感じなくなると思うので、来てホヤホヤの時期に残しておこうと思いました。
  

まず、
・店が閉まるのが早い
これはどこのお店でも同じですが、土曜日は18時まで開いていれば良い方です。そして日曜日は個人経営のお店などは大抵閉まっていて、大型ショッピングセンターも営業時間が短縮されています。当たり前ですが、日本ではあり得ないよ!と言いたくなってしまうのが海外です。顧客にとっては多少不便な事もありますが、働いている従業員も大切な個人と考えれば納得がいきます。

  

・カスタマー対応の悪さ
これもまた日本ではあり得ない事ですが、不動産の管理会社からWiFiパスワードとIDを間違って教えられ、挙げ句の果てにオフィスへの電話がつながらず20分も保留が続きました。もし、日本のクレーマーに同じ事をしたら大変な騒ぎになると思います。しかしそんな状態にもフィンランド人は動じず、保留の音楽で踊ったりしていたのでどれだけ当たり前の事なのか見て取れましたが。。これはほんの一部の例ですが、基本的に対応が遅くこの様なハプニング?は日常茶飯事です。

  

・ホームレスがいる
日本にもいるんだから当たり前だろ!とツッコミたくなる気持ちも分かりますが、ここは福祉制度の整ったフィンランドであるにも関わらず、物乞いをしている人を見かける事にとても驚きました。しかし冬を生き延びれるとは到底思えないので、もしかするとシェルターの様な所があるのかもしれませんが。。
  

・ゴミのポイ捨てが多い
これはフィンランドに来て一番がっかりした事と同時に、日本の良さを感じた瞬間です。歩きタバコが当たり前なので吸い殻が道のそこら中に落ちているし、ゴミ箱が道にいくつも設置してあるにもかかわらず、綺麗な芝生の上にも空き缶が捨てられているのをよく見かけます。所構わず唾を吐きまくる人が多く、踏まないように下を見て歩くとキリがありません!

  

・エコな社会
ここまでフィンランドの悪い面を挙げた形になってしまったので、最後は良いところで締めたいと思います。フィンランドを走る車はドイツ車か日本車が多く、それも日本じゃ見かけないくらい古い車に乗っていたりします。新車はほとんど見かけないので、日本は大量消費社会なんだなと実感しました。また古着だけでなく家具や雑貨も扱うセカンドハンドの店が本当に多く点在していて、中には女性の下着も置いていたりするのでびっくりです(笑) 他にもスーパーやコンビニなどではペットボトルや空き缶を換金できる機械が置かれている事も、日本よりもリサイクルが進んでいる証拠です。

  

私が大きく感じたのはこれらですが、基本的には日本が良くも悪くもガラパゴスなだけので、海外がスタンダードと捉える方が無難だと思います。使い方や意味がわからなかったり、初体験の事が連続の毎日ですが、そのほとんどが自分の知らないだけで本当はとても有用であったり面白い事が多いと感じています。フィンランドを選んだ事を誇りに思える様に、これから1年間先入観を捨てて思いっきり飛び込んできます!

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この記事を書いた人

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Aoi
現在地:フィンランド
Tampere University of Applied Sciences トビタテ留学JAPAN日本代表プログラム2期生

Aoi さんの海外ストーリー