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オランダ留学記:②最大の関門、家探し

どうも、Kotetsuです。

オランダに留学来てるんですが、写真はベルギーです。あはは

今日でこっちに来て約1ヶ月経ちました。いやはや、
こんなに時間が経ってるのに毎日初めての経験ばかりで、
こういうの最初は辛かったんですけど、ここまでくると、
おっ次はどんなこと起こるのかな?って楽しめるようになってきました。
良きことである。

最近ようやく家が決まり一昨日からそのお家に住んでいます。
いやーお家探し大変でした、ほんと、こんな大変だとわ夢にも思わず。
正直なんだかんだパパっと決まるんじゃね、俺けっこう運良い方だし、なんて
思ってた僕の考えはほんとしょうもなかったと思います。

今回はその”家探しの日々”を振り返ってみようかって思います。長文になりそうですが、よかったら見てやってくださいな。
  
  


  

まず基本的に大学の制度を使った留学や外部の留学エイジェンシーを使用した場合は
学校自体に寮がありそちらに暮らすといったパターンやホームステイ先が
用意されているというパターンが多いのではないかと思われます。
ただ、僕の場合は学校の留学制度を使っているのですが
受け入れ先自体に寮という制度はなく自分で探さなければいけませんでした。
学校と提携している部屋貸しの企業はあったのですがその紹介だと
ルームシェアしかなくルームをシェアするのはきついなと思いました。
  

ちなみに貸し部屋の大まかな種類分けをしますと、

ルームシェア 

①1 ②5 ③1
(一つの部屋を2、3人でシェア、ルームメイトによって留学生活が左右される気がする、)

シェアハウス 

①3 ②4 ③2
(部屋は個室で、リビングやトイレ、シャワー、キッチンなどをシェア)

アパート

①5 ②1 ③5
(完全個室のパターンorシェアハウス的なこともある。プラスで初月の家賃代で仲介手数料など余分に払う必要が)

があります。
*個人的主観です。①快適さ ②友達できる度 ③価格  1低いーーーーー5高い

  
  

僕が探していた時の条件といたしましては、
・奨学金(80000円)の範囲で家賃と生活費をなるだけまかないたい
・できれば学校の近くがいい
・留学が半年なので6カ月間の契約ができるところ
・家具付きでガス、水道、電気、ネット付き
っといった感じです、後にどんどん条件をゆるくせざるをえなくなっていきましたが。

  
  

こうして始まった家探しの日々。
はじめはオランダ留学の二週間ほど前に下記のサイトで家を探し始めました。

◯kamernet

オランダ内でも有名なサイトで、これは主にシェアハウスの空き部屋を貸してくれるサイトで、広告主さんにメッセージを通じて連絡をとり、返事がき次第話が進むといったものです。こちらの家探しサイトは課金すれば使えるといったものが多くkamernetも月に15ユーロ(現在1ユーロ=120円いかないくらい)ほど課金が必要です。(たしかこんぐらいだった気が。)オランダ(どこでもそうかな?)は貸し家より探してる人の方が圧倒的に多く、こういった課金をさせるサイトがとても多かったです。このサイトは信用できるサイトでしたが、課金した後に全く機能しないサイトなんてのはざらにありました。
ちなみに僕はトータルで100ユーロぐらいはこういったサイト達につぎ込みました。検索時にフィルターで場所や、料金、家具付きか家具なしか、男or女、駅からの距離、などを選択し絞り込みもできます。また、

◯Housing Anywhere

なんてのもあります。
あと、

◯pararius

はアパート専門のサイトです。けっこう返事もらえました。
  
  

オランダについてからもKamernetで辛抱強く探していましたが、とにかく返信がこないことこないこと。全部で100件ほどリクエストを送信し、帰ってきたのは2件です。ここまでやって気づいたのですが、これオランダ人がオランダ人のシェアメイトを探すサイトなんだと思いました。全部が全部そういった物件ではないのですが、なかなか、アジア人は受け入れられないのが現状なのかなと思いました。

家探しの最中に交換留学生の新入生説明会や大学院生の新入生説明会に足を運んだ際にもいろんな人に自己紹介をしつつ、家は見つかってるか?良い情報はないかと聞きまくっていましたが、案外決まっていない人がいて、こんなものなのかと割り切りました。また、オランダに留学経験のある学生にも聞いたところみんな"1ヶ月"はかかってるとのことなのでそれぐらいかかるものなのだと辛抱強く探し続けました。

こうしていろんなサイトに手を出しては、メッセージを送り返信がこない日々を繰り返し、不動産屋にも行きましたが紹介できる家はないと言われ、メッセージが返ってきてもその後のやりとりが続かず惨敗していました。僕の場合6カ月のみの契約で、最低1年以上必要という物件も多く1年以上であればもう少し早く見つかっていた気もしますが、これはしょうがないです。

結局、あらゆるサイトに手を出し、新しい広告を見つけてはメッセージを出す、友達に会えば家の情報を聞くなどの生活を三週間ほど続けていました。
その間の家はどうしていたかというと
◯Airbnb
というサイトで部屋をお借りしてました。これは一般の方が部屋や寝るスペースを貸してくれるサイトで、個室タイプや、ホステルタイプ、一軒家タイプなど様々です。うまく使えばホテルより全然安くなります。
  
  
  

家を探して三週間目でふと思いました。
このairbnbを使えば6ヶ月なら見つかるんじゃないかと、通常短期での利用が多いと思われるこのサイトで試しに僕の留学期間いっぱいの期間で検索をかけてみました。二つぐらいひっかりました。airbnbは週割引や月割引を設定できるらしくわりかし安く泊まれる良い感じの家を見つけました。隣町だったんですが電車で25分ほどだったので、ok。(この頃の僕はどこでもいいのでとりあえず安住の地が欲しい状態でした)さっそく、メッセージでオーナーに市役所に自分の住む部屋を登録可能か聞きokをもらえたので契約。(私はvisa的なものを取得するのに市役所に登録する必要があった。市役所に登録できる条件としては、自分のスペースがありドアで締めることができる、いわゆる個室であれば登録可能らしい。)580ユーロほどで交通費もかかるので少々高めでしたが、家の雰囲気がよくすでに納得していましたが、ここでオーナーさんから思わぬ提案が。

airbnbを通すより個人的に契約した方が俺もオーナーもairbnbへの手数料を払わなくていい分安くするよという提案をいただきました。それはびっくり、580ユーロが500ユーロになりました。9000円の差が、でかい。これで契約成立。ようやく安住の地をゲットいたしました。実に一ヶ月かかりました、はい。

ここに来るまで、初めは船で二週間暮らし、次にイラン人の家の人部屋に暮らし、ホステルに一週間ほど暮らし、ようやくここまできました。荷物をいちいち移動し、欲しいものも、食事も、安定するまで、十分に買えず大変な日々でした。でもそんな日々を乗り越えたからこそ、今すごい満足して今の家に暮らせています。いやー頑張った。


正直家探し辛かったんで、文章も暗めになしました、、やってもうた、、
何日かにかけて明るく書けないものか試してみたんですがうまくいきませんでした(T ^ T)

軽くまとめると

留学前

Kemernet,HousingAnywhere にて家探し

到着後

引き続きKemernetにてメッセージ送信しまくり+友人から情報集め+不動産めぐり+他のサイトに課金し手を出しまくるが見つからず。
結局、いつもはとりあえずの住む場所を探すために使っていたairbnbにて好物件をゲット。

っといった感じでしょうか。
ちなみに僕は今500ユーロで暮らしていますが、周りの学生はだいたい350~450
ユーロで借りているっぽいです。

  
  

家探しはこんな調子でしたが、それ以外のことは楽しいこといっぱいでした!
たとえば、このブログ読んでくれて連絡くれたオランダ留学にきてる子達と東京から大阪行く的なノリでベルギーに行ったり、僕の研究を一緒に勧めてくれる人に挨拶したり、ダンサー仲間を見つけたり、スケボーのパークを見つけたり、家の近くにikeaがあったり(好きなんですよね。笑)9月は怒涛の日々でしたが、10月からは少し余裕出てきてなんだか楽しくなりそうです!!

うまくまとめられた感なさすぎですが、少しでも誰かの参考になったり共感してもらえたら嬉しいです。
次は交通手段(電車、バス、自転車など)について書いてみたいと思います。応援ボタン押してくれたら嬉しいです、ではでは!!

ベルギー旅行
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ホステル
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この記事を書いた人

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Tomoya Kotegawa
現在地:日本
首都大学東京 インダストリアルアート インタフェースデザインスタジオ Break dance sk8

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