Canpath
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トルコ、ふれあいの旅

※ こちらのストーリーは、CanPathからの質問に回答して頂くかたちで投稿されました。

簡単な自己紹介をお願いします。

始めまして、lale(ラーレ)と申します。10代、20代の頃はバックパッカーでヨーロッパを中心に色々な国を旅しました。この度、20代最後の歳に旅をした思い出深いトルコについて書かせていただきます。
  

なぜ海外に行ったのですか?

最初に海外を訪れたのはまだ10代で、外国への強い憧れと好奇心、そして日本での日常の生活から離れて色々な体験がしたいと思ったからです。
  

なぜその行き先を選んだのですか?

ヨーロッパが好きで何度も足を運びましたが、旅にも少し慣れてきて、さらなる異文化を求めていました。トルコはその歴史や風土、親日家であるという国民性にもとても興味がありました。食べ物や風習も日本とはずいぶん違いましたし、イスラム圏へ旅をしてみたいと思っていたからです。
  
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海外体験後の英語レベルはどうでしたか?

海外旅行を終え帰国するとそれなりに英語のレベルは上がると思います。空港などでは英語を使いますね。しかし、英語圏を旅して、それもツアーなどではなく英語を話す必要性に迫られる旅でない限り、あまり英語に進歩はないと思います。旅を終えた後は英語のレベルが上がったというより、英語を話す度胸が付いた、という感じでしょうか。
  

治安はどうしたか?

イスラム圏ということで、治安を心配される方もいらっしゃいますが、トルコは治安の悪い国ではないと思います。とても親日的で皆さん親切でした。ただ、イスタンブルなどの都会と田舎ではずいぶん人びとの感覚も違い、本来イスラム教徒の女性が一人旅などするものではないので、田舎に行く時はそれなりの心構えが必要だと思います。
  
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言葉の壁をどう感じましたか?

トルコでは空港を出るとまず英語は通じません。私も最初はトルコ語なんでまったくわかりませんでしたが、郷に入っては郷に従え、ガイドブックと辞書を駆使して意志を伝えることの面白さったらありません!これが楽しめたのも親日家なトルコの人びとの大らかな人柄のお陰かもしれませんね。
  

文化の違いをどう感じましたか?

どの国に行っても文化の違いはあります。日本国内でも地域によって様々な差を感じることがありますね。
  
トルコは、ほぼ100パーセントに近い人びとがイスラム教徒としてその教えの元で生活しています。これは、異文化を知るにはとても魅力的な国です。そして治安はさほど悪くありません。せっかく異国へ来たのだからどんどん異文化を体験してやろうという思いで旅を続けました。それにしっかりと答えてくれる素晴らしい国でした。
  

現地の食べ物はどうでしたか?

ご存知でしたか?トルコはフランス、中国と並ぶ世界三大料理の国のひとつなのです。最近ではドネルケバブや伸びるアイスクリーム、ドンドルマなど日本で見かけることもありますね。豚肉を食べないイスラム教の国トルコでは羊肉を料理が料理に使われていることが多いですが、臭みは無くとても食べ易いです。他にもヨーグルトやトマトを使った料理も多く、とってもヘルシーです。
  
トルコは野菜の自給率100パーセントの国です。
  
広大な大地で採れた野菜や果物はどれもとても美味しく値段も安いのです。特に私が美味しいと思ったのはパン!きっと小麦が、小麦を育む大地が違うのだと思います。日本に帰ってきて一番食べたいのはトルコのパンです。見た目はフランスパンと同じです。でもあの香ばしさと食感は日本では食べたことがありません。レストランや食堂(ロカンタ)に行くとこのトルコパンが、ざくざくと切ってテーブルの真ん中のカゴに積み上げられています。トルコの食堂ではこのパンは食べ放題、無料です!なのに水はコーラ並みにお金を請求されます。お国柄でしょうか(笑)
  
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その他に、インドカレーも有名であり、普通はパンやご飯などと一緒に食べます。中華系の料理といえば、チャークエー・ティーアウやヨン・タウ・フーなどが有名であり、マレー系の料理が辛いので、日本人はよく中華系の料理を食べます。
  

読者へのメッセージをお願いします。

皆さんはトルコと聞いてなにを連想されますか?オスマン・トルコ軍楽隊の奏でる勇壮な調べや、ベリーダンスの妖艶な舞。その昔、遥かシルクロードを旅する小隊が身体を休めたハマムや、人びとで賑わう迷路のようなバザール。どれをとってもエキゾチックで魅力的ですね。そして、ここでは私の旅したトルコでの、トルコ人の日常に生活や人柄について感じたことにも触れながら旅の思い出を書いていきたいと思います。
    
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トルコの旅は、約1ヶ月間でしたが、沢山の人びとに出会い、助けられ、感動をもらい忘れられない旅となりました。旅の途中出会った人びととは別れ際には抱き合って別れを惜しみ、再会を約束しました。最近はネットでも旅の情報を簡単に仕入れることが出来、旅していないのに旅したような気分にさせてくれたりします。
  
でも、旅の本当の素晴らしさは、旅先での人びととの出会いと触れあいだと思います。実際に足を運んで、現地の人びとと築いた思い出は何者にも敵いません。ネットやガイドブックではしっかり情報収集して、旅のイメージが浮かんだら、さあ、旅に出ましょう!そこで素晴らしい出来事があなたを待っているに違いありません。
あなたの旅が楽しく素敵な思い出になりますように!
  
  

プロフィール   
出発時の年齢 29
出発時の語学レベル 中学生程度
職業 自営業
期間 1ヶ月
予算 30万円
実際にかかった金額 30万円

内訳


【飛行機代】12万円
【陸路移動費】5万円 ※日本国内から国際空港までも含む
【宿泊・食事代】5万円
【その他 お土産など】8万円

この記事を書いた人

lale(ラーレ)
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